FXでは「JPY」と表記される日本円。
日常的に私達も使っていますから、非常に馴染みのある
通貨であると言えます。
実この仁保年、世界で第三の世界通貨なんていわれているんですよ(笑)
米ドルが一番。その次にユーロ。そこから日本円です。
ちなみに通貨ペアごとに取引量を見てみると、
ユーロドルが世界1位でドル円が世界2位だったりします。
世界的に見れば日本円って凄いらしい…。
ただ、超デフレの通貨であることも懸念されています。
日本円って本当に金利が低いんですよね。
実際に銀行に預金していたとしても全く増えないことから、
身を持って金利の低さを感じている人が大半だと思います。
この超低金利の状態が続いているのも、
すべては日本経済がデフレだからなんですね。
今現在ですと、我らが安倍さんが安倍政権がどうにかして
デフレ脱却を図っていますが、今後はどうなるのでしょうか…。
実質賃金の低下に加え、スタグフレーションの危機。
まだまだ僕達が実感できるほど景気は回復していない気もしますが。
押さえておくべき日本円の特徴3つ
解説します。まず1つ目。
- 政府・日本銀行の影響を強く受けやすい
近年では、仁保年は政府、日本銀行の影響を
強く受けている傾向にあると思います。
例えば為替介入もですね。当然ながら介入してくる理由は
本当に多種多様、多岐にわたるでしょうが、記憶にあたらしいものを
上げてみると、行き過ぎた円高を止めるために2011年に政府が
為替介入をし、円高をなんとか食い止めようとしました。
また、安倍政権に交代してからの金融緩和などもそうです。
日銀総裁の発言ひとつで円の為替レートが
ぶっ飛ぶこともありました。これが例の黒田日銀砲です。
とまあ、上記のように他の国に比べてみると
日本円は政府や日銀の影響を強く受けている印象が強いです。。
そして2つ目。
- 有事の円買い
これは米ドルの特徴の際に軽く触れましたが、
実は日本円も有事の際に買われる傾向にあるのです。
投資家の間で安全資産としてみなされなかったり、
世界第3位の通貨であることから資産の避難先として
円が選ばれることもあるのです。
そして最後の3つ目。
- 金利の低さを利用した、円キャリー・トレードが盛ん?
先ほど前述したように、日本円は超金利通貨であること。
この低金利を利用し、円キャリートレードが盛んに
行われていた時代もありました。
そもそも円キャリートレードとは?という話になりそうですが、
「円を借りてその他投資をすること」を指します。
ようするに、低金利の円を借りる=返済時に払う利息が少なくて済む。
この低金利を活用し、大きく円を借りることで、
その他投資で利益を出していく投資が2000年代前半で流行りました。
その結果、円が非常に売られやすく、円安へと相場が傾きました。
そうすると、リーマンショックなどの影響から日本意外の国も
金利を下げるため、低金利の円に魅力がなくなり
円キャリートレードそのもののブールは終わってしまいました。
ただ、世界経済が回復した際には円が低金利であれば、
円キャリートレードのブームが再来する可能性もありえそうです。
日本人はクロス円を選ぶ傾向
自国通貨でもあるということから、やはり
円は馴染み深い通貨であると言えます。
そのためか、日本人がFXをする際にはクロス円を選ぶ
傾向が強く感じました。
しかし、世界の基準はやはり「ドル」であることを頭に
いれておかなければなりません。
ポンドドル、ドル円、ユーロドルなどは
ドル円に対して売られているのか、それとも買われているのかを
単純に為替レートとして扱っています。
これがドル円以外のクロス円となると若干変わってきます。
例としてですが、ユーロ円の場合
ドル円のレート×ユーロドルのレート=ユーロ円のレート
という計算式でレートが決まります。
本来はこういった計算式の元にクロス円のレートが
決まってくるのですが、この計算の部分を業者の方が
勝手にしてくれているので、私達はFXでクロス円のレートを
簡単に見ることが出来るんですね。
もし、あなたがクロス円でトレードをしていくのであれば
必ず他のチャートもチェックするようにしてください。
基本的にはドルをベースとした為替レートというのは
決まっています。
日本人に馴染み深い円が絡んだクロス円でトレードしている人、
もしくはしようと思っている人は多いと思います!
ただ、これら上記のことを頭に入れた上で
クロス円以外のチャートもチェックしてみてください。
FX初心者はまずドル円からスタートしよう
基本的にドル円は世界の中心である通貨のドルと
馴染み深い自国通貨である円。
この2つを組み合わせたドル円は初心者であっても
売買する上でおすすめの通貨ペアと言えます。
理由としては、この通貨ペアは比較的値動きも
穏やかな上、初心者にはうってつけですね。
ドル円以外のクロス円の通貨ペアは、僕としては
ある程度トレードに慣れてきてからの方がいいでしょう。
ドル円以外のクロス円に関しては
結構複雑な動きをしたり、ボラが大きいものばかりです。
自分の国の通貨が絡んでいるからとはいえ、安易に手を出さず、
まずは別の通貨でトレードそのものに慣れてからがいいでしょう。
ダイスケ
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