投資顧問を選ぶ上で必ずチェックすべき５つの項目

2017年4月17日 2019年11月10日 7分50秒

正しい投資顧問の選び方

投資顧問は元来、欧米にて発展してきた業務形態です。しかし、わが国日本ではこの投資顧問、運用するスキルという点においてはまだまだ玉石混交といった状況です。これはこちらのページでも記述させて頂きましたが、いくら大手だからと言って必ず運用が上手であり、大きなパフォーマンスを出せるか？と言われればそうではないのです。

巨額の企業年金を溶かしたAIJは言うに及ばずして、個人投資家に高額の利用料金を支払わせては全く根拠もなくあたらない銘柄ばかりを推奨、紹介する極めて悪質な業者も数多く実在するのが現状となっています。

それでは、どうやって初心者であっても優良な投資顧問を見付ける、どこを見れば見極めることができるのでしょうか。
以下は私が実際に精査するためにも基準としているものですのでご参考下さい。

財務局登録番号、協会加入の有無等をチェック

コレはもはや当然であると言える、最重要チェック項目と言えるのではないでしょうか。
投資顧問の現状とはの項目でも触れました通り、投資顧問業を行うには、内閣総理大臣の認定を受ける事が義務付けられています。また、正式に登録された業者は甘楽図と言って

いいほどホームページ上の誰もが見てもわかるような、非常にわかりやすいとろこに財務局長（金商）第◯◯◯◯号といった登録番号を明記しています。
中には登録を一切していないにも関わらず、似たような表記をしている業者もありますから、金融庁のホームページで必ず確認を取ることを推奨しておきます。

明記された表現、文言、そして広告や勧誘文に誇大表記はないか

広告や勧誘に嘘や誇張がないか、これも投資顧問会社を選ぶ上で重要なポイントと言えるのではないでしょうか。投資の世界に絶対という概念は存在せず、あくまで投資助言業は「予測」「予想」の範疇です。

また、

「絶対に損はさせない」
「１００％確実に儲かります」

といった、成功回避不可能を約束させるかのような文言は法律で禁止されています。

さらに、業者は

「利益の保証」
「損失の補てん」

をすることが当然出来ません。

他にも美味しい話ばかりを盛り込み、「元本割れリスク」といった重要な注意書きをわかりづらく表記している業者も極めて危険であり、要注意業者であることは明白でしょう。

所在地や連絡先の記載がしっかりと明記されているか

ネット社会、業者が従事する人の顔が全く見えない分、しっかりと信頼できる会社を選定していく必要性が出てきます。あなたの大事な資産の投資アドバイスをしてくれる投資顧問の信頼性は選ぶことにおいて非常に重要な指標です。

しかし、選ぶべき投資顧問業者の中には連絡歳、および所在地を明確にされていない所が実は多数存在しているのが実情です。さらに携帯電話番号しか書いていない如何わしい信用性皆無な業者も存在しており、所在地には私書箱のみ、という事例もあるようですね。

あなたはそのような投資顧問業社を信用することはできるでしょうか？
携帯番号の０８０，０９０業者には要注意です。また、あなたの大事な資産の運用をサポートしてくれる投資顧問ですから、会社がしっかりと存在しているか？所在地や連絡先がハッキリと明記されているか？明確な投資顧問業社を選んでいった方がいいでしょう。