ダイスケです。
前回の記事で投資系のセミナーについて
触れてみたんですが、意外とセミナーで身になる
話が聞けていない、という方からの反響が多かったんですね。
で、その中で良さそうなものを紹介させて頂いたんですけど、
それが有料で、お金が掛かるセミナーと聞くと
躊躇してしまう人も多いみたいで。
無料のセミナーもいいところはあるんですが
セミナーを無料で開催するには何かしらのメリットが
主催者側になかったら完全に赤字。
だからこそ、無料セミナーというのは
足を運んでもらいたい人を幅広くするために、
あえて普遍的なテーマや入門的な話をメインとして
開催されることが多いと触れました。
>FX初心者はFXのセミナーに参加すべきなのか?
>えつこ先生のfxセミナーに参加する価値はあるのか?
自社の商品、もしくは証券会社の無料セミナーは
口座開設が目的ですから、あえて専門性の高いものを
テーマとしているだけでなく、無料にすることで
たくさんの人に関心を持っていただけるように
戦略が組まれているわけです。
その数ある無料セミナーの中でも
「これ、どうなの?」
といった質問があったので、記事としてシェアしたいと思います。
櫻井英明の投資セミナー
櫻井英明
カネツFX証券株式会社
無料セミナー=講演会
こちらの案件、投資セミナー周辺でネットで検索を
掛けているとリスティング広告で以下のようなページが
出稿されていたらしいです。
https://www.kanetsufx.co.jp/cms/public/pr/yaesu0204/
最近ではオンラインセミナーも頻繁に行われている中、
関東の東京駅近くでリアルセミナーを行う
メリットはどのくらいあるのか?と
ビジネス目線で考えてしまいます(笑)
櫻井英明さんという人物がこちらのセミナーで
今年2017年の株式市場、為替についての今後を
予測するというテーマなんだそうです。
限定30名のみの、比較的小規模な
セミナーとなっていて、限定生を出すことで
関心を持たせるマーケティング手法が施されている
ように思えました。
実際、限定30名なんて言っておいて
そこそこの大きい箱を取っている場合も
ありますからねw
とはいえ無料セミナーだからこそ
自社商品を売り込めないのであれば、完全に赤字セミナーに
化けてしまいますから、リスクを考慮して
小さな箱でのセミナーになっているのだと思います。
インターネットを介したオンラインセミナーが
普通に行われている中、なぜ足を運んでのセミナーが
行われるのか?ということですが。
これはまさに芸能人のトークショーと同じで、
櫻井英明さんはこれまでにラジオ日経といった
投資系のメディアになんどか露出していることから
あるファン層を作る&囲うことを目的に
しているのだと思います。
それに、自社商品やコンサルティング、スクール勧誘を
売り込む、紹介する際には画面越しよりも
顔合わせで熱意を伝えた方が成約率は高くなるはずです。
その上で、応募ページには第2部のセミナーも
用意されていて、限定10名様が参加できるようなんですが
口座開設済みのお客様、及び当日のセミナーで口座開設のお申し込みをいただいた方に限り、櫻井氏と軽食をまじえた「座談会」形式の第二部セミナーにご参加いただけます。
と、あるようにセミナー内で口座開設が行われた方に限り
第2部の櫻井英明さんとの軽食をまじえた座談会に
参加できる権利が与えられます。
ページ末尾には「くりっく365」および
「くりっく株365」についての話もされていることから、
このサービスを提供している会社さんから
紹介料という名の報酬が得られる仕組みに
なっているはずです。
これはネット上での広告業である
アフィリエイトというものですね。
一人が口座を開設すれば成果報酬として
報酬が支払われる仕組みです。
法人ですから、直接的な契約で提携されているのかもしれませんねw
そうすることで無料セミナーもなんとか
利益を上げられる、という仕組みです。
逆にセミナーで株初心者、FX初心者が
「投資をこれから始めてみたい!」
と関心や反応を示す話が出てこなければ
口座の開設はされません。
まあ、この手のセミナーに来る時点で
投資に関心がある方が大半ですから、
そんなことにはならないと思いますが。
とはいえこの手のセミナーに参加しても、
最終的には初歩的な話聞けただけだったり、有名な人に会えるだけで
お金を稼がせてくれる、という話ではありません。
既に投資を行われている方に限れば
参加価値はほぼ無いに等しいでしょう。
逆に投資手段や手法を学べる、というのであれば
お金を払ってでも参加すべきと思います。
お金を稼ぐことはいくらでもできますが、
時間は返ってきませんからね。
また、このブログではいくつか教材のレビューおよび
紹介をさせて頂いています。
いずれにせよ時間を短縮出来る術は
大いに越したことはありません。
ダイスケ
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