ドル円は110円割れを再チャレンジするのか?

ダイスケです。

直近、為替の流れが代わりましたね。
110円割れの円高に警戒ということでざっくりまとめます。

まずこの動きは完全に米景気。今年の米経済成長率は
1.3%と、近年の2.5前後から原則しています。

日銀の異次元緩和はもはや、米が上記のような"低迷期"に
入ってしまった時点で日銀が何をどうやっても
円高ドル安の動きには勝てません。

2014年中絶好調であった米景気は
15年の原油安を筆頭に投資が減り、減速していきました。

そこから原油価格が底入れし、エネルギー関連にまた
投資金が戻っていけば米景気は持ち直すと期待された。

だが、実態は7~9月のチャイナショック、株安の流れから
アジア経済が腰折れし、さらに原油価格も下落。

米景気が"堅く"推移していたのであれば、
チャイナ・ショックも平気だったはず。だが、米経済が失速すれば
世界は経済回復へ引っ張ってくれる役がいなくなってしまう。

リーマンショック危機後の制作もってして、十分な対策を講じても
回復を果たせていない、となれば、今後の政策への期待感も
当然ながら損なわれるでしょう。

前日の米株式市場が、原油価格の大幅安を背景に下落したのに加え、
外国為替市場の円相場がやや円高・ドル安方向に進行していることを嫌気して、
寄り付きから売り先行のスタートとなり、
一時前日比150円を超える下落幅まで売られる場面もあった。

24日の東京株式市場は、日経平均株価が前日比
108円65銭安の1万6892円33銭と続落。
そうした中、日程的には間もなく3月期末となり、
4月1日(金)からは新年度相場になります。

相場はどのような感じでスタートを切るでしょうかね…。

ダイスケ

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