ダイスケです。
泉忠司氏が、2017年、いよいよ仮想通貨のノアコインを
無料オファーでドーンと広告を打ってきました。
「6000兆円プロジェクト」
「両替ビジネス」
というような無料オファーですが、
本格的に先行販売でゲットしたら収益を獲得できるのでしょうか。
泉忠司 6000兆円プロジェクト 両替ビジネス
販売業者 NOAH GLOBAL INNOVATION SERVICES INC.
代表責任者名 Marlo S. Padua
所在地 10/F NET LIMA BUILDING, 5TH AVE. COR. 26TH ST., BRGY. FORT BONIFACIO, TAGUIG CITY
メールアドレス info@noah-coin.com
世界初のプロジェクト??
住所がフィリピンですので、なにかしらのトラブルになった時、
海外とのやりとりになり、法律の関係もあり、
解決するのがわずらわしくなる可能性大。
仮想通貨の代理店でビジネスを行う
今回、泉忠司さんが取り仕切るビジネスは
仮想通貨を用いた稼ぎ方のようです。暗号通貨ともいわれます。
その仮想通貨ですが、今のところ、何種類もの仮想通貨が
ネット上で出回っています。
ビットコインぐらいしか見たことがない方もいるかと思いますが、
詐欺まがいなものも含めて、本当にいろんな通貨があります。
そのうちでも、今回は「ノアコイン」を手掛けます。
エイダコインの次はノアコイン?
ついこないだまでは「エイダコイン」という名の別の仮想通貨をセール、
推奨していたのに今度は今度はフィリピン政府公認の
仮想通貨ですか…(笑)
名前の由来は「ノアの箱舟」
沈みゆく日本から「逃げ出せる場所」として、
「ノアシティ」があって、ノアコインをもった人の
理想的な環境で生活できる。
また、ノアコインを日本で広めることで、
フィリピンの社会の貢献につながるようです。
なんとなく理想論ばかり口述していらっしゃいますが、
現実的にそのようなことはありえるのでしょうか(笑)
それでは「ノアコイン」について説明します。
仮想通貨ノアコインとは?
ノアコインの用途としては、フィリピンの方より他の国に
出稼ぎに出ている労働者が生まれ故郷に仕送りする時の
送金手数料を減少させることを果たす為に開発され、
マニラ内の公共料金、お買いもの、カジノ、不動産購入など
ありとあらゆるもてなしで活用可能です。
海外からフィリピンに、送金すると、かなりの金額が
手数料としてかかってしまいます。
送金金額の10パーセント以上とも言われていて、
送金手数料は3500億円ほどにもなってきているようです。
そういった人たちの助けになるのが「ノアコイン」だということです。
ノアコインでは、送金手数料がなんとほぼ無料、
一口に言うと、送金費用はほとんどのケースではかからないのです。
働いた分だけ、まるまる自分の家族に送ることができます。
出稼ぎ先からフィリピンへの送金が
3兆円にも上るとも言われております。
ただし、フィリピン人の多くは銀行を利用していないので、
そういうふうな人たちも合わせると
膨大な金額になるんじゃないかとも言われています。
送金の手数料をほぼゼロに抑えることが、
どれだけフィリピンの助けになるか。
こういった理由で
フィリピンが国家を挙げて実施されているとのことです。
その取り組みの一つに「ノアシティ」があります。
そもそもノアシティってなに?
ノアシティとは、そこでは、どこでもノアコインが使える都市。
ショッピングモールや、ホテル、カジノなど、
早い展開で建設中のようです。
世界クラスのアミューズメント施設を作ろうともしてるだとか。
言うまでも無く、ネット=バーチャルではなくて、
リアルワールドに作るということを指します。
場所はフィリピン。
このように「ノアコイン」というネットでの通貨から、
話が広がりフィリピン内にノアシティを新しく作り出すのです。
思っている以上に壮大な話ですね(笑)
フィリピンで、壮大なプロジェクトが企画されておりますが
実際、どのようなメリットがあるのでしょうか。
ノアコインのメリットとは?
やはりノアコインのメリットは、何と言っても
初年度利息20%もある点です。
ビットコインはもちろん、そういう様な利回りはありません。
また、決済にかかる時間は数秒で、スピーディーに決済が済むようです。
ノアコインの購入方法
ノアコインの販売は以下の日程で行われます。
第1期プレセール中:2017年1/11~2/19
※日本とフィリピンのみでプレセール販売
第2期プレセール予定:2017年4/3~5/28
※日本とフィリピンのみでプレセール販売
第3期プレセール予定:2017年7/24~10/1
※アジア全体でプレセール販売
第4期プレセール予定:2017年12/11~2018年4/3
※世界全体でプレセール販売
こういった流れで販売していくということでした。
正直国家プロジェクトなんてあり得ないと思いますけど、
ノアコインが実際に流通するかはまた別の話でしょう。
ノアコインに対する懸念点
私が実際にこのキャンペーンを見て、
ノアコインについて気になった点についてお伝えします。
「利息が付くが、本当に「価値」があるのか。」
まず、この「ノアコイン」が本当に価値が上がるのか
という部分。
先行販売で早く入手すればするほど
お得であるだと泉さんは発言されていますが、
これがはたして本当なのか。
実際、初年度は20パーセントの利息が付くようで
額面上では、20パーセント増えた金額になりますが、
「価値」としてはどうなのでしょうか。
日本円やドルと比べて、その際に価値が下がってしまえば、
ノアコインの価格は増えたとしても
日本にいる私にとっては、価値が上がったとは言えません。
ノアコインは日本で利用することができるのか?
お次に、ノアコインを使用する機会があるかどうかですが、
これは、今のところフィリピンでしか使えないようですし
日本で、どれだけ利用できるか不透明。
日本での「お金の使用価値」はあまり多くないでしょう。
ひょっとすると、日本では全く利用できないなんてことも??
購入後すぐに引き出すことはできない
私が、気になった点は、購入した場合、
いつ日本円に換金、出金できるか。という点。
調べていけば、見た感じでは
プレセールス中は交換ができないようになっているそう。
オープンになったときに交換可能となります。
詰まるところ、公開は、2018年6月12日から
日本円に戻せるということです。
途中で、ノアコインが雲行が怪しくなったとしても、
公開日まで交換不可能なのです。
急に資金が必要に迫られて交換出来ないので、
そういったリスクがつきまといます。
仮想通貨は最近、価格が荒れている
もう一つ気になったのが、
最近のビットコインの動向。
2017年1月4日に、最高値をつけてから、
翌日5日には、一時23パーセント安ともなっております。
このことについては、ビットコインの話ではありますが
最近の価格の動きが大きいのも気になるところです。
ただビットコインとノアコインと比較する事自体がおかしい
という考えも私自身にあります。
ノア・コインは知識なしで所有していても未来を明るくするものではない
現在、仮想通貨は、「投資」の一つとしても利用されています。
「投資」先として、泉忠司さんのノアコインはハッキリ言って
薦められません。
何と言っても上記の点が気になりますし、
どんなことより、泉忠司氏のこれまでの評判からも、
高い評価を得ている案件ではないと思っているからです。
ちなみに、過去の案件として、
一つの例として、「ドラゴンアカデミー」がありますけれど、
評判は思わしくなく、参加者は稼げるものではなかったという
意見が多く散見しています。
至極当然ながら、フィリピンの社会貢献という、
一見、奉仕活動の一環で資金を渡すのも、
ちょこっと考えた方が良いかと思います。
寄付したいのであれば、これ以外にするべきです。
仮想通貨は、詐欺まがいのものが多く、
極端な話、犯罪にも利用されかねない事態ではないでしょうか。
泉忠司氏の案件が、どの時点まで本当に
フィリピン人のことを考えておられるのかわかりませんが、
この案件は不透明で、確定していない要素も多いため、
差し控えるか、様子見が良いかと思います。
目下のところ、ネット上では
泉忠司 ×ノアコイン(NOAH COIN)の話が、
一部で盛り上がってるようです。
ただ、1つ気になった発言があったのですが、
泉忠司氏は大学の先生で、
尚且つ、ノアコイン(NOAH COIN)プロジェクトには、
フィリピンの国家と政界が関わるから大丈夫!
との文言を確認しました。
大丈夫かは正直…というよりも、構造的には
どの仮想通貨も一緒だと思ってもいいので、
こればかりは軌道に乗ってからわかる事だと思います。
ハナから、大学の先生だから
政治家とコネクションがあるからとか正直関係ありません。
例えば、某プロ野球選手の清◯和博さんはどうでしたか?
歌手のASKAさんはいかがでしたか?韓国の大統領の朴さんは?
あまりそういう肩書は関係ないですよね。
職業が〇〇なので、言ってることは全て正義であり、正しい。
そんなものはあなたの固定概念です。
客観的になおかつ冷静に判断していただければと思います。
※追記です。
フィリピン中央銀行によりますと、中央銀行は、ノア・ファウンデーション及びノア・グローバルイノヴェーションサービス(ノア・グローバル)に対して、ノア・コインの事前販売に携わる権限を与えておらず、また、ノア・コインを国家プロジェクトとして承認しておりません。中央銀行により行なわれた初動調査では、ノア・コインの事前販売活動は、会社定款に記載されたノア・グローバルの主要・副次目的からかけ離れたものです。
フィリピン中央銀行と証券取引委員会の調査では、ノア・グローバルに国債や証券、その他類似証券を販売取引するライセンスや権限はありません。
加えて、ノア・グローバルは、証券取引委員会に登録されている住所に実在していません。
https://tokyo.philembassy.net/ja/01announcements/notice-to-the-public-9/
これからの展開と、事件性がどれだけあるか楽しみになってきましたね。
ダイスケ
この度メルマガの発行を開始しました
投資に関する悩みやご相談承ります