ダイスケです。
ここ最近、ビットコインを筆頭に
仮想通貨に投資して不労所得を得ましょう!
といった勧誘が非常に多いです。
実際に私自身もネット上で何度か勧誘され、
「一体どういう仕組みで利益が出ているのか」
知りたかった為、あえて関心があるかのようにして話を聞いてみました。
ビットリージョンの仕組みを考える
HYIP案件で有名なビットリージョンを例とします。
取り敢えずはビットリージョンの仕組みを
考えてみないことにはどうしようもありません。
で、ビットリージョンは1日1%のハイリターンを実現します。
これが何処から生じているかというと、
- 新規会員の寄付
- 既存会員の寄付額増加
- 借りる(GH)時の利息
だということです。
2につきまして
現在はいまだに寄付額も増加していくかもしれないけれど、
寄付額には上限があるので、
既存会員の寄付額はだんだん伸び悩んでいくと考えます。
3について。
GHに3日もかかるあたり、GHのみを使う人がいるのがここで
疑問が生まれてきました。
ちなみにPH(寄付)とGH(配当受け取り)です。
銀行は時間がとられるから使用したくないのであって、
どうせ3日もかかるならば、じゃあ銀行に行きますよ
って話になってしまいます。
というわけで、結果的に1日1%の高利は新規会員の増加によって
まかなわれるしかありません。
何だかんだ言ってもねずみ講じゃーん…。
すでに参戦してしまっている方は、うまいこと勝ち逃げせざるを得ません。
そしてこの手の話に詳しい知人から聞くと、
元旦からの数日、ペアリングボーナス(ダウンができることで付与されるボーナス)が止
まっていて、ペアリングボーナスで儲けを得ている大規模グループのトップが、
他のHYIPへの引っ越し命令を出したんですって。
ビットリージョン、ビットキングダム、MMM等々
みな同じHYPEです。
まあ、運営は原則的にマッチングをしているだけですので、
ホームページが突如閉鎖することは考えにくい。
参加者の7,8割が日本人であるという事実
ここ最近はビットリージョンは日本人が7~8割であるとか、
PH(預入)が緩和されて、GH(引き出し)がたくさんされているとかいう、
ネガティブキャンペーンチックなコメントも際立っています。
最近ではデザイアービットコインも破綻したようです。
これは、ビットリージョンと同じタイプのものです。
と言うより、仕組み自体がただのタコ足配当であって
投資じゃないです(笑)
いわゆるポンジ・スキームってヤツ。
これも解説しておきましょうか。
ポンジ・スキームについて
ポンジ・スキームとはかの有名な詐欺
師チャールズ・ポンジ(Charles Ponzi)のネーミング
を由来とする、日本で言うならば
「出資金詐欺」
という名称の手口の詐欺です。
さっき書いたことにもある通り、「運営管理してお金を増やします」と持ち掛けて出資者を募り、新たな出資者から得た資金の一部を前の出資者に渡す事でさも運用実施している様に欺く自転車操業的なからくりのことを指します。
余談ですが上記の例でご紹介したMMMという案件は
中国・ロシア・南アフリカで注意勧告が出ていたりします。
とはいえ例に挙げた案件や、これ以外のHYIP投資が
全て詐欺だと言うつもりはありません。
ただ、現実的に投資には相応のリスクが含まれるという事です。
これらを投資というのもちょっとおかしな話だとは思いますけど。
遅かれ早かれ破綻することはほぼ確実
このように、ポンジという仕組みのおかげ(?)で
この容易くはないメカニズムを無限連鎖で拡販している為、
あっというまに破綻する、ということです。
また、別件ですが最近1番多い質問がコレ。
「こちらのHYIPはいかがでしょうか?」
いかがでしょうか?っていうのは100%、続くかどうかを指してる。
私の答えはもちろん
「私にはわかりません」
考えが異なると思います。
投資は自己責任。しっかりと自衛できる判断基準と知識を持つべき
HYIPって気楽な気持ちでできて簡単だから、
一般のトレードや不動産や株とは別物だと思われがちですが、
必要な脳の要素(マインド)は同じです。
大前提として投資には
「絶対に勝利する」
などというようなものはあるはずありません。
これは「HYIPだから」とか関係なしにです。
翌日のことは誰にも分かりません。だから私も当然わからない。
「このHYIP大丈夫かな?この人が実践しているから、言ってるから大丈夫!」
と不安を打ち消すための材料をひたすら探しています。
そんなわけですから、失敗してしまう。
成功者の誰1人として、投資するにあたって
信用なんてしていません。
まずはやってみる。
そして相対性と実績を分析していく。
何をやると決めても傾向と対策でしか、成功は手に入りません。
そてに、失敗したものをそのままにして次に行ってまた同じ失敗するなぞ
超ナンセンスですし、投資スキルも向上してないと。
あまりにも他力本願な方が多いのでちょっと書いてみました(笑)
HYPEまとめ
まあ、いずれにせよHYPE(High Yield Investment Program(ハイ・イールド・インベストメント・プログラム)投資案件=高配当利回りを提案する案件
はほぼ詐欺だと思ってもいいと思います(笑)
今回に関してはビットコインだった、という話で
流行り物を使った投資詐欺は別のものでもまったく同じ。
無限に参加者がいないと成立しないビジネスモデルなんです。
ビットコインに関しては非常に優秀な上で、これから法整備も行われ
都内の実店舗でも利用できるようになり、
今後はキャッシュレスに動いていくと思われます。
ただ今話題の通貨に乗じて
参加すれば勝手に日利で1%なんてものは無茶苦茶ですからね。
いずれにせよ確実に破綻するようになっている。
仮に手を出すにしても人生を終わらせない程度の少額資金での参加や
自衛手段として「ポンジスキーム」「HYPE」「タコ足配当」
これらは覚えておいたほうがいいです。
ネット上ではなんとかアフィリエイト報酬等の目的で
ポジティブな記事を上げられているなんちゃって検証サイトが
散見していますが、たいてい本気で参加されている方が
ほとんどだと思いますから、ネガティブな書込みはできないでしょう。(笑)
参加者がいなくなってしまえば破綻してしまうんですから。
これもガセネタだったと言われています。
ライトライズ(HYPE案件)がどうかは知りませんが、芸能人を使って
広告を出して報酬を得る…これはもはや詐欺w
読者様からの質問が多かったのでざっくりと書いてみました。
反響あればもうちょっと書き足していこうと思います。
ダイスケ
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